文化財の温泉めぐり!名建築と冬のあったか温泉

温泉ソムリエ ボン
温泉ソムリエ ボン

みなさんこんにちは。

温泉ソムリエのボンです。
週末は新潟近郊の温泉をめぐっていますが、その中でも特にオススメしたい温泉、個性的な温泉をみなさんにご紹介していきます。

さてさて、みなさん風情のある温泉や旅館といったらどこを思い浮かべるでしょうか。
道後温泉?銀山温泉?あたりでしょうか。

いえいえ、新潟県も負けてはいません。新潟県には国の登録有形文化財に指定された温泉旅館が5件ほどあります。
今日はその中でも特に建物が美しく泉質もすばらしい温泉を2件紹介します!

まず、最初に訪れたのは三条燕ICから車で30分ほどの越後長野温泉 嵐渓荘です。

見てください!この建物。木造3階建ての旅館は今ではめったにお目にかかれません。とても重厚で風格のある建物ですが、こちらは昭和8年頃に燕駅前に建てられた旅館を移築したものだそうです。築100年近く!驚きです。

こちらの温泉、建物だけでも十分見ごたえがあるのですが、温泉もすばらしいのです!
泉質はナトリウム・塩化物冷鉱泉で、いわゆる食塩泉ですが、特筆すべきは、そのお味。
館内では、源泉で淹れたほうじ茶を味わうことがきますが、絶妙な塩加減でなんと昆布のお出汁のような味がします。嘘だと思う方、ぜひ一度飲んでみてください。
ちなみに、宿に泊まると、この温泉で炊いたお粥をいただくこともできますよ。

飲泉と建物を堪能したら、いよいよお風呂へ。こちらのお風呂は大きく分けて、大浴場
と石湯、深湯に分かれていますが、オススメは石湯です。冬の時期は特に格別で、いつまでも入れる少しぬるめの湯加減で、最高の雪見露天を味わえました。
内湯のガラス越に見る雪景色も、露天から見える木に積もった雪もなんともいえない風情があります。

嵐渓荘 日帰り入浴 大人1000円
大浴場 11:00~15:00
《石湯》
11:00~12:00 男湯 13:00~15:30 女湯
《深湯》
11:00~12:00 女湯 13:00~15:30 男湯

つづいて、ご紹介するのは出湯温泉 清廣館(せいこうかん)。
細かいですが「いでゆ」ではなく「でゆ」温泉なのでご注意を。安田ICから車で30分ほどで到着します。

さて、建物はというとこんな感じです!木造3階建てでL字の形をしています。
入母屋造りの屋根と客室のガラス窓の感じが、これぞ日本旅館という佇まいです!
「清廣館」と書かれた看板もとてもいい味出してますよね。

こちらの建物は、昭和3年に建てられたもので、当時の宮大工によって厳選した木材を使って建てたれたというから驚きです。

気になる温泉の泉質は、単純弱放射能線で、いわゆるラジウム泉です。
放射能と聞くとちょっと怖いイメージがあるかもしれませんが、微量の放射線は自然治癒力を高めるとされ、とても体にいい温泉なのです。

このラジウム泉は全国的にも珍しく、新潟県内でもここを含めて2箇所ほどしかない貴重な温泉です。

写真は湯気でもやもやしていますが、内湯の一方は贅沢なヒノキ造りで、ヒノキの香りを楽しみながら、ラジウム泉を堪能させていただきました。

清廣館 日帰り入浴 大人1000円(要TELで事前問い合わせ:0250-62-3833)

ちなみに、宿泊すると地の食材を多く使った美味しい夕食もいただくことができます。

温泉と名建築のコラボレーション、特にこれらからの冬の時期が特にオススメです。
ぜひ一度訪れてみては。

温泉ソムリエ ボン
温泉ソムリエ ボン
新潟県胎内市(旧中条町) 出身

平成元年生まれ。

NEXCO東日本勤務の温泉ソムリエ。週末はほぼ毎週ひたすら温泉めぐり。

最近は、温泉街の全旅館のお風呂を入りつくす温泉ローラー作戦にはまる。

体験コース

DRIVING COURSE

  • 1日目
【E8】北陸自動車道 三条燕IC

約30分

越後長野温泉 嵐渓荘
【E49】磐越自動車道 安田IC

約30分

清廣館

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