今週は、福島ドライブ第4弾!いわき周辺でございます!
磐越道・小野ICから約15分「あぶくま洞」にお邪魔します!

このあぶくま洞、意外にも発見は最近。
1969年に偶然発見され、1973年から一般への公開を始めたんだそうです。
通路や階段なんかも整備されていますが、それでも全体の一部が公開されているにすぎないんだそうな。
今回はボランティアガイドさんをお願いしています。
待ち合わせ場所に行ってみますと、なんとお二人!
「私は、付き添いというか、後見役というか・・・。」
なるほど、今日は取材だから特別に二人ついてくれたんかな?
さっそく中に入りますと、いきなり凄い!!
様々な鍾乳石が我々を迎えてくれます!
「はい、これが妖怪の塔と呼ばれる鍾乳石です。」
うん、確かに妖怪が2匹、口を開けているようにも見えるわ。
「ここあぶくま洞は、鍾乳石の種類が多くて、世界的にも珍しい洞窟なんですよ。」
へぇ~、すごいトコなんだな~。

すると、後見役のガイドさんが、
「・・・ほら、あれも言った方がいいんじゃない?」
「あっ!はい!この鍾乳石というのは、一年でどれくらい成長すると思います?」
さすが後見役、足りない所はフォローしてくれるわけですね。(笑)
お二方による丁寧な解説で、われわれのあぶくま知識が充実しそうであります。

30分ほど歩いていきますと、
「間もなくメインの滝根御殿です。」
とのご案内。
案内されるがままに、足場を登っていくと、
「うわぁぁぁ~~、すげ~~!!」
「すご~い!きれい!」
こんな地下に、これだけの規模の地下空間があるんかい!?
高さ幅共に数十mはあるんじゃないかな?
なんかインディージョーンズとか出てきそうな雰囲気です!
「この滝根御殿には、大きな鍾乳石がいくつも見られ、とくに・・・」
「このカーテンのように見える鍾乳石は、全国的に見ても大きく・・・」
2MCによる解説は続きます。

すると、後方からおじさんの声が、
「このライトの先に、何が見えるでしょう?・・・そう正解!スヌーピー!あれは、俺が言い出したんだ。」
滝根御殿専属のガイドさんもいるんかい!(笑)
もはや誰の声に耳を傾けていいのか分かりません!
ただその景観は圧巻!説明不要の凄さでしたよ!

またしばらく歩いていると、洞窟内になんだか受付がある。
「ここから先は、探検コースになりますが、せっかくなら行ってみます?」
探検?
「えっ?結構な難所もあるんですか?」
するとガイドさん、120kgの巨漢Iこうさんに視線を移すと、
「・・・大丈夫・・・だと、思います。」
嫌な予感しかいたしません。(笑)
この探検コース、さすがに「探検」と言うだけあって、今までのコースとは一味違う!
Iこうさんが一匹やっと通れるスペースを抜けたり、しゃがんだり、頭抱えたり、時には匍匐前進が必要なところがあったり、まさに探検気分が味わえるコースになっておりました!
そして、その先にあるのが「月の世界」
いつの間にか先頭で解説中の後見役のガイドさんから、
「ここは、朝・昼・夜と、時間の経過をライトアップで表現しているんですよ。」
そう想像してみると、ホントに月世界にいるみたいだわ。
「この月世界には、あぶくま洞で見られるほとんどの鍾乳石があるのも特徴です。」
「へぇ~。(ここまでずっと歩きながら解説いただいてるけど、凄い体力だな~。)」
「あぶくま洞には、三種類のコウモリが生息していまして、まずキクガシラコウモリ・・・」
「へぇ~。(そのくだり、さっきもう一人のガイドさんから聞いたな~。)」
後ろからも、
「この月世界には、あぶくま洞で見られるほとんどの鍾乳石が・・・。」
こうなると、2MCによるラップバトルみたい。
最終的には、マイクを持っているIこうさんを、両脇からがっちり固めてのガイド合戦!
あんなにモテモテのIこうさんを初めてみましたわ!(笑)

では、もう一か所「秋の味覚狩りスポット」をご紹介!
あぶくま洞から、夏井川渓谷を眺めながらドライブすること30分「夏井川渓谷・葡萄の里」です。

新潟ですと、入場料無料の代わりに、採った分は量り売り!ってトコが多いですが、こちらは入場料を払えば「食べ放題」ってシステム!
ただし、採った葡萄を完食してから、他の葡萄を採ってくださいね。
もちろんお土産用に、量り売りもしています。
また、品種も珍しいモノが多く、我々もいただいた「藤稔」も美味しかった!
巨峰に見た目は似てますが、もっと甘みがあって、酸味も穏やかな感じ。
他にも、全国で数か所でしか栽培されていない品種もあるので、葡萄大好きなアナタ!足を運んでみてはいかが?

FM新潟「ヤンの気ままにドライブ」2017年9月28日ON AIRの様子はこちらから聞くことができます。