中越遊ぶ・見る学ぶ・体験する食べる・買う

Feel the autumn colors ~秋色を感じながら~

【E17】関越自動車道 長岡南越路SIC
『新潟発R』編集部 masha
『新潟発R』編集部 masha

木々も色づき、各地から紅葉の便りが聞かれるようになってきた今日このごろ。そんな秋色に誘われて、紅葉で知られる長岡市のもみじ園周辺をドライブしてきました。

今回紹介するのは長岡市でも旧越路町のエリア。近年、高速道路には随所にスマートICが完成するなど、各地へのアクセスがますます便利になりましたね。
車窓から遠くの山々や左右に赤や黄色に色づき始めた葉を眺めながら長岡南越路スマートICを降り、いざ越路の里山へ。

まずは1830年(天保元年)創業の「朝日酒造」へ。

「朝日山」、「久保田」、「越州」などのブランドで知られる新潟県を代表する銘醸蔵では、20分、60分の見学コース(http://www.asahi-shuzo.co.jp/tour/)があり、朝日酒造の酒造りの真髄に触れることができます。9月からは酒の仕込みがスタートし、仕込み室の見学もできます。米を蒸す蒸気が煙突から天に向けて上がる光景は、仕込みを行っているシンボルで秋の風物詩でもあります。関越道からもこの光景が見えますよ。

近代的な建物のエントランスホールでは定期的にコンサートを開催。壮大な建物も必見です。小川が流れる蔵の一帯は蛍が舞う酒蔵のある里になっていて、もみじ園にも徒歩圏内で行けます。キレイな水があるところにいい酒ありですね。

蔵に隣接して「あさひ山 蛍庵」や「酒楽(さら)の里 あさひ山」があり、ランチやおみやげの購入を楽しめます。平日にも関わらずお昼時は満員で、待っている人もたくさんいるほどの大盛況ぶり。

「あさひ山 蛍庵」では、3種類ある秋限定メニューの中から「秋茸と海老の天麩羅と温つけ蕎麦」(1,580円)をいただきました。越路産のそば粉を使った喉越しのいい蕎麦を、きのこのうま味が調和する温かいつけ汁でツルリ。サクッと揚がった天麩羅には、まいたけ、エリンギ、しいたけ、えのきなど、きのこ三昧で秋の味覚を余すことなく味わえます。ガラス越しに眺める庭もご馳走のひとつ。秋の陽光が差し込む心地いい空間で、ゆったりと食事を楽しめました。

ランチの後はお隣の「酒楽の里 あさひ山」へ。朝日酒造の日本酒やおつまみ、酒粕を使った様々な酒蔵スイーツ、お酒周りのグッズが勢ぞろい。スタッフの小野塚さんのイチオシは、広がりのある豊かな香りと、しっかりとしたコクと余韻のある味わいが特徴の「越州・里紅葉(500ml)」(1,350円)。「越州」の中でも17度と通常の日本酒よりも4度アルコール度数が高く、今の時期はお湯割りがオススメだとか。

店内では気になる酒の試飲ができ、「朝日山」、「久保田」、「越州」、「越乃かぎろひ」のほか、季節限定酒を含めるとかなりの数に。一口サイズの簡易な試飲から、しっかりと味を確かめたい人には有料で「季節の飲みくらべ」(300円)、「正道酒飲みくらべ」(300円)、「大吟醸特別試飲」(500円)の3種類を楽しめます。ドライバーさんはお気に入りを購入して、自宅で満喫しましょう。

お腹を満たした後は、隣接するもみじ園のライトアップ時間まで、「宝徳稲荷大社」(http://www.houtoku.or.jp/)を参拝します。

その歴史は縄文時代と古く、朱色のフレームが印象的で、そのスケールの大きさにただただ圧倒されます。こちらは全国でも珍しいローソク祈願の神社として知られ、地元では「ローソクのお稲荷さん」と呼ばれているとか。全国からも多数の参拝者が訪れるそうです。

天照白菊宝徳稲荷大神、日本古峰大神、八意兼大神の三柱の神を御祭神としてお祭りし、本殿では五色のローソク(300円)を立ててお参りします。緑(身体健全、交通安全、学術増進)、赤(商売繁盛、金融順行)、黄(火難防止、五穀豊穣)、白(家内安全)、紫(心願成就)と、五色にはそれぞれの意味があり、神前に向かって右側へ5色(5本)、左側へ5色(5本)を立てて祈願します。特に商売繁盛や厄除けにご利益があるというので念入りに。普段体験することのない厳かな儀式に、背筋が伸びます。御朱印もいただきました。

パワーをいただいた後は、山沿いを左右に紅葉を愛でながら車を走らせ「江口だんご本店」(http://www.e-dango.com/)へ。1902年(明治35)創業の老舗で、壮大な敷地に建つ本店は、2005年に蔵構えの長屋門の奥に築100年以上の古民家を再生させた店舗を配置。その景観も見どころのひとつです。

太くて大きな梁を配した造りが郷愁を誘う店舗は、1階ではだんごを作る風景を見ながら、新潟みやげの笹団子や餅菓子などを購入できます。さらに「雪甘月蔵づくりカフェ」ではロールケーキなどの洋菓子、2階の甘味処では「お抹茶セット」(600円)を堪能できます。毎日12時から15時までは、目の前で薄茶を立てて提供してくれるのも嬉しいですね。

大きな窓からはのどかな田舎風景を楽しめ、日常の喧騒から離れて、寛ぎの時間を満喫できました。おみやげには人気の「豆大福」(162円)や「だんご屋プリン」(324円)を購入。「だんご屋プリン」はみたらし味で、今までに食べたことのない新食感が新鮮。やみつきになります。土・日曜・祝日には、笹だんごなどの菓子作り体験もできるとか。次回は挑戦してみたいです。

シメは今回のメインイベントの紅葉が美しい「もみじ園」へ。

1896年(明治29)ころに神谷の大地主、高橋家の別荘の庭園として造られたそうで、広大な敷地内には樹齢150~200年のもみじやカエデなどが色鮮やかに染まります。駐車場に車をとめ、なだらかな山道を歩くこと数分。幻想的な風景が眼前に飛び込んできました。

色鮮やかな光景が広がる昼間もいいけど、ライトアップされた紅葉はロマンチック。高台にあるため、夜景も楽しめます。カップルが多いのも頷けますね。撮影に訪れた時の色づきはまだまだでしたが、これから見ごろを迎えそう。ライトアップは11月19日までで、時間は夕暮れ時から21時まで。この機会にぜひ。朝日酒造から徒歩圏内なので、旅のスタートや途中に訪れるもよし。黄昏時を狙って訪れるもよし。時間が許せば、昼と夜の風景を見る贅沢を味わってみてはいかがでしょうか。

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DRIVING COURSE 体験コース

  • 1日目
【E17】関越自動車道 長岡南越路SIC

約5分

朝日酒造 蔵見学
あさひ山蛍庵
酒楽の里あさひ山

約5分

宝徳稲荷大社

約15分

江口だんご本店

約20分

もみじ園
『新潟発R』編集部 masha
『新潟発R』編集部 masha

大のドライブ&グルメ&酒好き。新潟県内をくまなく取材してきた経験を生かし、とっておきのドライブコースをご紹介します。

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