ちょっと早い初雪に小春日和と、めまぐるしく変わるお天気にほんろうされた11月が終わって、あっという間に12月です!12月といえば、まずはタイヤ交換、物置から除雪用のスコップを出して…… そんな季節ですね。現実的なことを考えれば、私たち新潟県人にとってはちょっとゲンナリしてしまいますが、一方でキレイな雪景色や冬ならではのグルメ、そんな楽しみもたくさんある季節じゃないですか!
ということで。雪への期待とおいしいもの、さらに遠出だから実感できる非日常との出会いを求めて、一路上越へ!(ちゃんとスノータイヤにはきかえました)
上越地方の南部に位置し、スキーと温泉の街として知られる妙高市にやってきました。妙高山周辺などなら10月頃には初雪がみられるようですが、とりあえず市街地では、まだ雪景色というほどではありませんでした。当然ながらフライングです(泣)。
気を取り直して腹ごしらえ、このエリアで長年愛されている味でポカポカ+満腹になるために、「とん汁の店 たちばな」に向かいます。豚肉・玉ねぎ・豆腐だけを使い、シンプルながら家庭では出せない味を提供し続けているお店です。

こちらの看板メニューは、言わずと知れた「とん汁」! 丼になみなみと入ったとん汁をたっぷりいただけえる定食をはじめ、とん汁ラーメンや、つけ麺風に中華麺をくぐらせて食べる「とんそば」などいろんな楽しみ方がありますが、ここは定番中の定番「とん汁定食」を。

玉ねぎの甘みが生きた、奥深い味わい…… この味、妙高のみなさんのDNAにしっかり刻み込まれているんじゃないでしょうか。
そしてもうひとつ、女性にうれしいメニューを見つけましたよ!「レディースセット」!

とん汁に、ちょうどいい量のライスと中華麺がついています。これで、ごはんととんそば両方が楽しめます。さらに小鉢や漬物、フルーツとお茶までついています。
後日たちばなさんのサイトを見たら、
「沢山は食べられないけど、色々食べたい! そんな女性の声を形に……」
とありました。
沢山食べられるし、色々食べたい! そんな私の心の声にもしっかり応えてくれそうな、ステキなメニューです!
さて、次は。
上越地域で一、二を争う盛り上がりをみせるエリアといえば、あの場所です。
どこかというと、それは上越妙高駅! 北陸新幹線の開業に伴い旧脇野田駅を移転して誕生した駅ですが、その後駅周辺では宅地開発が進んだり、イルミネーションで話題のリゾートホテルがオープンしたり……
そんな上越妙高駅の真ん前に、食事やショッピングを気軽に楽しめる商業施設があります。
ドライブなのに、駅前…… そんな声が聞こえてきそうですが百も承知、いざ「フルサット」へ!
2016年、上越妙高駅前にオープンした「フルサット」。コンテナを並べ、そのひとつひとつを通路(新潟ならではの雁木をイメージしたんだとか)でつないだお店の集合体です。


その造りも営業しているお店も、全てがおしゃれ。コンテナを使っているといっても、木の板を配したりして、あたたかみも感じられます。この独特な雰囲気、他ではちょっと味わえないかもしれません。来てよかった!

こちらでは、食事もお茶もショッピングも、そしてお酒も。自分なりのスタイルで楽しめるみたいです! どうやらWi-FiもOKみたいです!
私も、こちらで一休み。ステキなお店ばかりで目移りしますが、猫大好きな私は「Sweets Nekoji」にお邪魔することにしました。舌をしまい忘れた黒猫・猫次さんのイラストが、気だるい感じでお出迎えしてくれます。


ドリンク類はもちろん、ジェラートにホットドッグ、ホットサンドなど豊富なメニューにここでも目移りしてしまいましたが、上越らしく上杉謙信の故事にちなんだ「義の塩キャラメルクレープ」をいただくことにしました。

濃厚なキャラメルソースと、上越市谷浜の塩田で昔ながらの製法で作ったという天然塩のコンビネーションが絶妙でした!
そしてお土産は、今年7月にオープンしたばかりの「雪の香テラス」。

抹茶の香りあふれるソフトクリームやドーナツで一息つけるカフェのほか、茶葉の販売も行っています。
こちらで今回購入したのは、「オリジナルプリン」。棒茶や紅茶など、お茶のフレーバーを楽しめるものや、養鶏場から仕入れた新鮮な卵をふんだんに使った口当たり柔らかなプリンの詰め合わせです。
正直いうと、私ひとりで全種類制覇してしまいたいところです……

雪景色は、もう少し先の楽しみにとっておくとして……
今回は上越妙高エリアの食と、新しい商業施設でのショッピングを楽しんだドライブになりました!