新潟県で温泉どころと言われて、長岡市を挙げる人は少ないかもしれません。
目立った温泉街がないからか、日帰り入浴施設が多いからか…。
ですが、実はお湯ひとつとっても黒、薄茶、白濁があったり、泉質も個性派ぞろい。
車でスイスイ温泉巡りができるのもうれしいポイントです。
そこで今回は、特徴のある温泉を巡ってみることにしました。
はじめに立ち寄ったのは、長岡平野を見下ろす高台に建つ「麻生の湯」。
10年ほど前にできた比較的新しい施設で、広い飲食スペースもあって、家族やカップルでの利用もオススメです。

廊下に謎のカエルの写真を発見。
名前は「麻生チャーリー」!
施設のアイドルでちびっこたちの人気者で、現在は冬眠中だそうです(笑)
さて、チャーリーには会えなかったけどお風呂に行きましょう!
こちらの魅力は何と言っても露天風呂~♪

こちらは屋根付きの大露天風呂。

そして屋根のない開放感抜群の小露天風呂。
お湯はほんのり塩気があります。これは、地層中に閉じ込められた太古の海水を含んでいるからだそう。太古の海水…なんだかロマンを感じます。
やや白濁したお湯には湯の花がゆらゆら。
ちなみにお湯の色は、白かったり黄色っぽかったり、その時で変わるそうです。
温泉って、自然の恵みなんですね~。
ちなみに…

入浴後に見つけた成分表で発見!
泉質に「含よう素」って書いてあります。
これは温泉の新しい泉質で、新潟はもちろん全国でもまだ数少ないのでは。
新しいモノ好きな方、要チェックですよ☆
温泉を堪能した後は、地元の人から「みやじさま」と呼ばれ親しまれている石動神社の門前にある菊池茶屋へ。


お目当てはこちらの名物・茶屋にしんです♪
かの有名な山本五十六が好んで食べたと言われている一品なんですって。

甘辛く煮付けた身欠きニシンと、こんにゃくに車麩。
単品なら600円、定食は1,100円です。
う~んこの味。こんな料理が作れるようになりたい!
続いて向かったのは、「純生あわの湯 寺宝温泉」。
後編に続く…