「ドライブは好きだけど、雪道運転はちょっとね~。」と友人A子。
「わかるわかる!この前なんてさ、ちょっとの雪で亀になったよ(スタックすること)。」とB子。
でもさ、冬だしスノボ行きたいよね。荷物も多いから車のが便利だし、雪国に暮らしているんだからどこかいいところ知らない? と友人二人から突然の連絡が。
そうして私がドヤ顔で応える。
「それなら、湯沢でしょ。国道の除雪はピカイチ。山道をくねくね上っていかなくてはいけない秘境ゲレンデじゃなく、湯沢ICから近いスキー場がたくさんあって運転楽々だし、なんなら温泉もあるよ。」
「え~、めっちゃいいじゃん。行こう行こう。あと30分でそっちつくからさ、準備しておいてよ。一緒に行こう。」 その日は予定があったのに、強引なA子・B子に誘われて日帰りスノボ旅へ出発。
今回のドライブは、19歳ならリフト券が無料の「雪マジ19」の年齢を超えたけれどまだまだお得に遊びたい女子とのドライブを妄想しながらスタート!!

今回選んだのは、神立高原スキー場。なぜなら関越道湯沢ICから約3分、そしてレディースDAY※がめちゃめちゃお得だから。 「19歳超えたらいきなりリフト券が高いからもうゲレンデに行くのやめようかと思っていたよ。」というB子に、またまたドヤ顔で伝える。
※大人リフト1日券+神の湯入浴券(2h)で5000円のところ、水・木・金曜日のレディースデーはなんと1500円!!ゲレンデでしっかり滑ったあと、ゆったりお風呂(露天風呂やサウナにジャグジーもある!)に入ってメイク直しやヘアセットをしてから帰路につけちゃうので女子には特におすすめでしょ♪
ちなみに女の子、と言いましたが年齢制限ありませんので大人の女性もぜひどうぞ。


ほんの数本滑ってはギャラリア(休憩スペース)へ。がんがん滑るのが目的じゃなく女子トークが目的の女子三人スノボ旅。それにしても何故、スキー・スノボをすると甘いものが食べたくなるんでしょう。そしてゲレンデで食べるスイーツは、なんでこんなに美味しいのでしょう。
「スキー・スノボは想像以上にエネルギーを消耗するから、ダイエットにも良いかもね~。」とB子が笑う。 いやいや、クレープ片手に言われてもね。

バナナチョコホイップアイスクレープ(650円)。
「スノボ滑って、お風呂入って、クレープ食べて・・・で2150円って、安っ。女子でよかった♡。」満足げなB子。
「せっかくドライブに来たのに、あまりにも雪道運転が快適すぎてあっという間にゲレンデについちゃったからもう少し運転したいな~。どこかいいとこない?」とA子。
そこから10分間 国道17号線を東京方面へ車を走らせ道の駅みつまたへ。
これが道の駅?と思う落ち着きのある外観は、三俣にある370年以上前の建物で県指定文化財である「池田家」をイメージして建てられたのだとか。 中には、道の駅ならではの地場産品コーナーの他、県内各地のお土産もの、モンベルなどアウトドアブランドの商品などが並んでいて物色していたら、さっきクレープ食べて満足げだったB子がまたまたソフトクリームを食べている。そして「ちょっと寒くなってきたから足湯に入ろう♪」と売店でタオルを購入。

「スキー場でお風呂に入ったし、足湯にも浸かったけれど、せっかく温泉地である越後湯沢に来たのだからゆっくり温泉もいいよ。道の駅みつまたの隣には、湯沢の日帰り温泉街道の湯があって露天風呂もあるんだよ。」というと、今度はA子が「温泉好きなんだよね~。湯めぐりしちゃう?」と乗ってきた。

街道の湯の売店では、ご当地越後湯沢の酒蔵、白瀧酒造の上善如水ブランドの化粧品や、お隣南魚沼の八海山ブランドの化粧品などお土産にも、その場でも使えそうな化粧品セットも販売していて女子的にはとても嬉しい。
県内各地の面白サイダーや酒蔵が作る人気の甘酒、佐渡の海洋深層水、瓶のコーラなど珍しいものが集まっているので「インスタ映え~」と言いながら無邪気に写真を撮りまくるB子。


突然、「あ~~~。写真撮りすぎてスマホの電源が~~~(泣)。」とB子。
「街道の湯では充電サービスもあるよ(有料)。温泉入っている間に充電してくれるから便利だよ。」と伝えると、「街道の湯、神~っ。」といって喜んでいる。本当にB子はなんでも楽しそう。
「湯沢ってさ、春まで滑れるでしょ。また行こうよ!」 と二人。
「うんうん、ありがとう。でも当日いきなり来るのはやめてね。私にも予定が・・・」 といいつつ、久しぶりの休日を満喫した2月の平日なのでした。