三寒四温の季節ですね。近ごろは寒い日の方が続いていますが、春はスグそこまで来ている!はずです。
わたくしポー的に……春を感じる第一歩として「フキノトウ」を食すことが挙げられますが、ここは新潟、もちろん自ら摘みに参ります。地元に戻って来てハマっている、「山菜採り」開幕を告げることも意味します。
ところで「フキノトウ」の“苦味”ってクセになりませんか?? 一般的に食される山菜の中でも、味わいがキャラ立っているせいか好きになると大変です♪

ありました~! “君は雪の下でじっと春を待っていたんだね”。何とも健気な姿ですが、ありがたく頂戴いたします。

このあたりはすっかり花が開いていますね。さて、「フキノトウ」の味について皆さんは、つぼみ派ですか? それとも開花派? おそらく苦味が好きな人は前者で、しっとり?食べたい方は後者かと思います。かくいう私は断然つぼみ派です。クセのある苦味がたまりませんので。

こちらが本日分です。今夜は天ぷら決定! 「フキノトウ」を天ぷらにする場合、何と言っても“鮮度”が大切なので、欲張らず家族でその日に食べる分だけ摘むと無駄にならないですよ。一度に食べられなそうな場合は、保存がきく「ふき味噌」がおすすめ。ただ、白いご飯が止まらなくなるため、注意が必要です。

阿賀野市村杉にある「薬師の足湯」。早朝の山で冷えた足先には沁みますねぇ、すごく心地よいです。この地方の泉質はラジウム温泉というらしく、アトピー性皮膚炎・神経痛・関節痛・冷え性・痛風・動脈硬化症・高血圧症……などなど何種類にも及ぶ効能が期待できるそう。これらの効能から、湯治場としても全国的に知られているみたいです。


こじんまりとした町並みの村杉温泉は、そぞろ歩きにぴったり♪ 至るところで清水が湧いていたり、ひっそりとした雰囲気のあるお寺があったり……そうそう、黒豆とうふやおぼろとうふなどで有名な「川上とうふ」もすぐそばです。


村杉温泉街の入り口付近にある「うららの森」は、地元の新鮮野菜を販売する直売所の他、レストラン・お土産コーナーが併設されたお店。野菜が高い今、お求めやすい(だいぶお安い!)価格で購入できたので有難い限りですっ。
続いてやって来たのは、村杉温泉のお隣「出湯温泉」でございます。車で5~10分くらいですかね。

お目当ての「出湯温泉パン工房」。素材にこだわる天然酵母と、なんとリアル温泉水100%で作られる日本で唯一のパン屋さんです!

手前に見えるのは、「バナナ風味の黒糖蒸しパン」……だったと思います。。写真奥は「紫芋のあんロール」と「アップルカスタード」です。天然酵母のパンって体にいいのは分かるけど、いま一つ物足りない……ってことありませんか? でもこちらのパンは、いい意味でしっとり・あっさりし過ぎておらずとても満足できました。

ここ数年、幾つかのメディアで取り上げられあっという間に全国区??になった「旦飯野神社(あさいいのじんじゃ)」です。我が家も3年前から初詣はこちらに行っています。境内の脇には“ご自由にどうぞ……”と書かれたメモとともに、野菜などが置いてあります(いつも必ずあるわけではないです…)。そういう温かみのある神社。
山菜採って、温泉に入り、地元のグルメを堪能し、最後はお参り。なかなか充実した阿賀野市散策でした(^^♪