インスタ女子が旅する大地の芸術祭♪ テーマに合う服で、自分も風景に溶け込みたくなるアート旅

南雲純子
南雲純子

35度を超える猛暑が続いているこの夏、魚沼エリアでは2つの大きなフェスティバルが開催されます。ひとつは7月27日~29日に湯沢町の苗場で開催されるフジロックフェスティバルという、音楽の祭典。そしてもう一つは3年に一度、今年は7月29日~9月17日まで51日間開催される大地の芸術祭(越後妻有アートトリエンナーレ2018)、アートの祭典です。

今回のニイガタドライブではこのアートの祭典、大地の芸術祭にいくなら、こんなインスタ映えするところに行きたい!というお洒落大好きインスタ女子の旅をイメージしながらご紹介したいと思います。

■タイトル「インスタ女子が旅する大地の芸術祭♪ テーマに合う服で、自分も風景に溶け込みたくなるアート旅」

■今回の妄想旅人「Instagramを始めて半年。写真を撮るためにお出かけしたい、おしゃれとインスタ映えに興味がある20代女子のひとり旅。次は誰か写真撮ってくれる人と一緒にこよう。と心に誓う、実は、一人旅の初心者でもある。」

*妄想旅人とは? 旅先を選ぶときは、誰といくか?どんな目的でいくか?によって行きたい場所や内容が大きく変わります。このシリーズでは「誰がどんな目的で旅する」をイメージしながら旅した様子をお伝えするものです。同じ場所でも、行く人と目的が違うと目線やポイントが変わることもこの妄想旅人シリーズの特徴のひとつです。旅人の気持ちに寄り添って読んでいただけると嬉しいです。

まず最初に訪れたのは、この春リニューアルされた清津峡、清津川渓谷トンネル、パノラマステーション。(トンネルは意外に長く750m位あるのでおしゃれサンダルよりも歩きやすい靴を絶賛おすすめ)

大きな鏡が張ってあるのかな? と近づいてみる。

(。´・ω・)ん?

ゆらゆら動いている。水だ。
トンネルの中に浅いプールができていてその中に渓谷から湧き出た水が張られている。

外の風景や風の揺らぎ、次々に訪れる鑑賞者までもがこの作品の構成要素になっている。

と、ここで一つの欲望が沸き上がる。
「私も作品に入りたい!!! ただその場にいるだけじゃなくてその作品にちゃんと溶け込みたい。表現したい!」

どうしても行きたくて芸術祭の開催前にひとりで来ちゃったけれど、これ誰かに写真を撮ってもらいたいという欲望が。

ここでのファッションはそうだな・・・池に立つ、不思議な女性のような白い薄いワンピースをきて水辺に佇んでみたい。裸足かな。水の中に入ってもいいかも。

続いて、松代駅周辺へ移動。

もともと一番行きたかった場所がここ。やっぱり可愛い水玉、草間彌生の世界。一瞬にしてアニメの中に放り込まれたような、昔読んだ絵本やメルヘンの世界に浸ることができる魅惑の場所。

作品タイトルは「花咲ける妻有」。

正面から写真を撮ると意外に電線や人工物が入ることが判明。せっかく自然とアートの融合だから出来るだけ入らないように撮ってみよう。

作品は鮮やかで、空は青い。
あ~、やっぱり可愛い。

水玉のワンピースを着て作品の一部になりたい。
いやいや、緑の服を着て昆虫のように大きくてカラフルな水玉の花に寄り添いメルヘンな構図の写真を撮っても楽しいかもしれない。 黄色と黒のしましまスカートをはいてミツバチになってみるのもいい。

妄想が止まらない。

想像力を広げると面白くておしゃれな写真が撮れそうな作品。その感動をみんなに共有したい!

少し暑くなったので日陰というか、農舞台という名の建物の中へ移動。

駐車場に車を停めてこの建物に入ろうとすると、まつだい住民博物館と書かれた作品案内看板が現れる。

1枚1枚に日本の伝統色で塗られたスキー板のような細い木の板が壁に連続して貼られ、それぞれ苗字や屋号が書かれている。その脇の道を歩いていくと、田舎の寄り合い所にいるかのような錯覚に陥る。おじいちゃんやおばあちゃんの声「よう来たの~」が流れるからだ。 視覚的な人の気配はないのに、地域の人に見守られているかのように不思議な作品に迎えられ、農舞台という名前とはイメージの異なるクールな建物の中へ吸い込まれていく。

展望台(屋上)から外を眺めると全体的な作品鑑賞ができるため、屋上へ。棚田と名付けられた作品には手作業で田植えをする人々を彫刻で表現した作品が飾られて「あ~、自然の暮らしとアートの融合だなあ」という基本に立ち戻ったりする。

そういえば、数年前に友達のInstagramにアップされていた写真がここだったのかもしれない。 山笠をかぶって皆でポーズしていた可愛い写真。めっちゃ楽しそうだった。 それにしても、山笠をどこで入手したんだろう。 開催前で売店が準備中だったけれど始まったら売店で売っているのかもしれないな。

全体的なファッションじゃなくても小物で風景に溶け込むのに最適の場所だなと思う。

あと、農舞台に来たらレストランとトイレにはぜひ行ってみて。なぜか・・・。は行ってからのお楽しみ。

 

屋上へ上がる階段の途中には囲炉裏とよばれる部屋がありイメージする囲炉裏とは異なる闇と光の小さな空間が。

本当に小さな小さな場所だけれど、この前にいると宇宙のような広がりを感じるのがとても不思議。

でもタイトルは囲炉裏・・・その心は???

ここでもインスタ映えする衣装をイメージしてしまう。 黒地に白ドットの服を着てこの風景に消えてしまいたい。かな。

農舞台の裏山へ移動。

WEBで見て「逆さえんぴつ」と心の中で呼んでいた「リバース・シティ」というベルギーの作家さんの作品のもとへ。 大きくカラフルなえんぴつと思っていた作品には、一本一本に国名が書かれている。リバース・シティというタイトル、長さや色の異なる鉛筆からそれぞれの都市を連想する。カラフルな鉛筆だが大きく、鋭利な先端は少し恐怖を感じる。それでも下にもぐって写真を撮る。

逆さまであること、見方を変えること、多面的に見ることは芸術性を感じるひとつなのかもしれない・・・と、学生時代に美学の時間でならったピカソなどを思い出してみる。

この作品では、どんな洋服を着た私を写真に写しこみ表現したいのだろう。

カラフルな鉛筆にまけないド派手カラーの服か・・・。

ふと、真っ白なキャンパスのような少し固め生地のストレートワンピースを着ている私と、真っ青な空のような薄地の風が抜けるワンピースを着ている私のふたりが見えた(気がする)。

これは、楽しい。芸術に触れる・・・ではなく、自分が芸術作品になる!という妄想。

まだ数か所しか回っていないのにいろいろなイメージが次々にわいてくる。 美術館での芸術鑑賞と異なり、自分が作品のひとつになれるということを今回のひとり旅で強く感じた。 なんか、一人旅というよりも次回訪れるためにロケハンに来たみたいだ。

次に来るときには、今回のイメージ通りの写真を撮ってみたいと思う。それにしても作品が多すぎて日帰り旅では全く回れない。1週間位滞在したいかも。 学生時代にこのイベントを知っていればよかった・・・。

帰る途中で「美人林」という名前にひかれてもう一か所立ち寄り。

少し涼しい。林の中だが池もある。 芸術作品とのコラボがなくてもなんてアートな場所なんだろうと思う。 ここでは、少しざらざらした赤や橙のマキシワンピを着て金魚のように林の中を漂ってみたい。 そして、写真も少し絵画調で撮ってみたりして自分の中で遊んでみる。

また、絶対に行こう。 イベント期間が51日もあるので何回か来れるかもしれない。

【大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2018】
■開催期間 2018年7月29日(日)~9月17日(月・祝日)
■開催地 越後妻有地域(新潟県十日町市、津南町)
■料金 作品鑑賞パスポート 当日3500円(前売り3000円)
/高・専・大学当日3000円(前売り2500円)
*屋外作品で無料なものも多数ありますが、じっくり楽しむにはパスポート購入がお勧めです。中学生以下無料。
■その他 関越道湯沢ICからJR越後湯沢駅までいき、湯沢駅発着の1日オフィシャルツアー(ランチ付き)に参加することもできます。駅地下駐車場(1日1300円)に車を停めてご参加ください。要予約

 

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南雲純子
南雲純子
新潟県 出身

新潟県生まれ。雑誌・インターネット予約サイトじゃらんにて19年間、旅行・観光の仕事に携わる。『温泉・その土地でとれた旬を食べる・美しいものを見る・人とのふれあい・感動する・ぐっすり眠る・体験する・伝統歴史に触れる・ドライブ・絶景を写真に収める・情報発信』・・・好きなコトを並べてみたら、みんな旅先にあった。

趣味が高じて、温泉入浴指導員・温泉ソムリエ・国内旅行業務取扱管理者・調理師などの資格を取得。

2014年4月~2016年3月まで2年間、佐渡の観光行政に携わったため、実は地元ネタより佐渡に詳しい。佐渡を愛しすぎて今でも月に1回は必ず訪れ、日々ブログ佐渡旅にて情報発信を行う。

地域活性と観光に関わる会社を2016年10月に立ち上げる。今でもひと月の1/3はどこかを旅している。ニイガタドライブの取材を機に、これらは地元中越エリアにももっと出没しようと心に誓う。

【管理HP・情報発信ブログ】
■越後湯沢Active&Relax http://yuzawa.koiwazurai.com/
■湯沢日和  http://blog.goo.ne.jp/from-yuzawa
■佐渡旅 http://sado-tabi.blog.jp/

体験コース

DRIVING COURSE

  • 1日目
【E17】関越自動車道 塩沢石打IC
清津峡渓谷
農舞台
城山
美人林