長い冬が来る前に、福島県境の阿賀町・津川へ晩秋ドライブ。
阿賀野川の船運と会津街道の文化が色濃く残っている津川。
まちなかには「トンボ」と呼ばれる雁木が残り、
その気候条件から酒蔵や発酵食品の店が点在しています。
今回も「酒旅」ということで、ドライバーと共に
地酒はもちろん、糀を使った発酵グルメや街道グルメを訪ねました。

磐越道津川ICを下りて国道49号を突っ切り、津川のまちなかへ。
まずは津川のシンボルである麒麟山のふもとまで行ってみました。
常浪川はこのすぐ下流で阿賀野川に合流します。


常浪川にかかる城山橋たもとには、「麒麟山酒造」の本社があります。
通常酒蔵見学はできませんが、5月3日の「狐の嫁入り行列」当日のみ、事前予約制で酒蔵見学ができます。
製造蔵は少し離れたまちなかにあります。

河川敷の麒麟山公園が「狐の嫁入り行列」の結婚式会場になります。
結婚式が終わると、狐の夫婦は船で川を渡り、
麒麟山へと消えてゆきます。とても幻想的なお祭りなので、5月3日にはぜひ訪ねてみてください。
町の人たちがきつねメイクで出迎えてくれます。
津川には「麒麟山」蔵元の麒麟山酒造と、「麒麟」「蒲原」蔵元の「下越酒造」の2つの酒蔵があり、
麒麟山酒造の製造蔵と下越酒造は津川のまちなかに位置します。

こちらが麒麟山の製造蔵。残念ながら見学はできません。




残念ながらこの日、酒造りの作業は終わっていましたが、出来上がった麴を見たり、
タンクの中で発酵中のもろみの香りをかがせてもらったり……。
酒造りの現場を案内していただきました。
見学のあとはお楽しみの試飲!

下越酒造さんが力を入れている分野の一つ、長期熟成酒。
熟成により生まれる深みやまろやかさがたまりません。
2001年、2008年、2015年の3種類を飲み比べました。



地域おこし協力隊として移住した柳沼洋介さん、沙織さん夫妻が2016年5月にオープンしたお菓子とパンのお店。

柳沼沙織さんはパティシエ。夫の洋介さんは企画担当。
栗やクルミなど地元の食材を生かしたパンや焼き菓子、アイスクリームなどを販売しています。
一番人気は食パン。
「おにぐるみレーズンとクリームチーズ」などのハード系も充実してます。



お気に入りを選んでお土産に。アイスクリームも購入。


地元の窯元とコラボしたオリジナルの栗皿も!
