今回は、磐越自動車道と北陸自動車道を利用する、周遊ドライブを楽しみました。
テーマは美味と伝統工芸。酒のつまみにもなるおいしいものを求めて、いざ!
まずは阿賀野市の「ヤスダヨーグルト」工場で、ヨーグルトの製造過程を見学(事前予約制、午前中のみ)。
あのナイスなヨーグルトはとても丁寧に造られていることがよく分かりました。

敷地内のショップ「Y&YGARDEN(ワイワイガーデン)」でお馴染みの製品はもちろん、ソフトクリームやワッフル、
パン、ここにしかない限定スイーツなどが買え、食べることもできます。
庭園もあるので家族連れにもピッタリ。
(ヤスダヨーグルト)


売店で「MOUMOU(モウモウ)」なる商品を発見! 阿賀野市の酒蔵「白龍酒造」とコラボした「リキュール」で1本390円。
プレーンとブルーベリーの2種類、アルコール度数は6度と低めで、牛乳瓶みたいな形と牛の模様デザインで、女性に人気とか。

次は安田瓦への絵付けや、粘土体験のできる「丸三安田瓦工業」へ。
途中の「瓦ロード」の瓦で作られたオブジェが楽しく、同時に職人技を感じることができます。


鬼瓦タワーと総安田瓦造りのバス停! バス停の中のベンチも安田瓦。
瓦の絵付け(1,000円、要予約)は敷地内の「粘土体験工房 ものがたり」でできます。
この体験は「安田瓦の原料である粘土にさわってほしい」との思いで始めたそうです。
にわか職人気分で瓦にニイガタドライブと書きました! 絵も文字も下手ですが(苦笑)、完成が楽しみです。
1週間を目処に完成予定です。

こちらでは安田瓦の土と技法で作った置物や食器も販売。お土産にもぴったりですね。


ご主人によると、五泉名産のさといもを粉にして、小麦粉に練りこんでいる麺だそうで、
「クセがなくラーメンにもパスタにもできる」そう。
この日のおすすめは「五泉産根菜のけんちん麺」800円。五泉愛てんこ盛りです。

中太のさといも麺はモチモチの食感で、適度に縮れているので汁もよく絡みます。
和風だしにも合うのですね~。ごちそうさまでした!
国道290号線で、次の目的地、加茂市へ。
途中の「冬鳥越スキーガーデン」
http://www.city.kamo.niigata.jp/section/oshiraseban/shisetsu/skigarden.htm
には、かつて五泉-加茂間を走っていた蒲原鉄道の車両が展示されています。
可愛い車両がゴットンゴットンと山あいを走る姿はのどかだったんでしょうね。


こちらは蔵見学はできないものの、販売は可能。
ユニークな名前のお酒があるとのことで楽しみです。
それがこちら!

中央は「F40(エフヨンマル)」、左は「J55(ジェイゴーゴー)」。
Fは「普通酒」、Jは「純米酒」の意味ですが、「車の名前みたい」と言われるそう。
「F40」は吟醸酒並みに40%精米した冬季限定商品。720mℓ1500円、即購入!
お次は「加茂のB級グルメ」として有名なレバーフライを買おうと「菜工房ヤマダ」へ。

レバーフライ1本140円を2本注文。注文を受けてから揚げてくれるのがうれしい。
コロッケなども注文を受けてから揚げているそうです。

デビュー25年ほどのレバーフライは「加茂の味」として定着。
最近では市外からわざわざ買いに来る人もいるとか。
そうこうしているうちにレバーフライが揚がりました。
さっそくひと口! アツアツをほおばると、レバー特有の臭みもなく、甘辛いタレと相まって……。
ああ、ビールが欲しい!

小腹がすいたので評判のそば店「石碾きそば 越水」へ。
しかし目当ての「十割そば」800円は売り切れ。残念!

そこで「ぼっちそば」(税込み750円)を注文。
ぼっちとはご主人が修業した長野県の方言で、山を表す言葉とのこと。
のど越しがよく、香り高いおいしいそばでした。
越水を出て、三条小須戸線を信濃川沿いに三条方面に400mほど向かうと、左側に木造建ての建物が見えてきます。「イシモク家具」のショールーム兼ショップの「桐子モダン」http://www.ishimoku.co.jp/
です。

こちらでは独自に開発したデザイン性が高く機能的な上、軽く耐久性の高い桐製の家具や
小物が展示・販売されています。
職人技で作られているので信頼性は折り紙付き。一生ものにも出合えます。

お手頃な桐製品もあります。
リーズブルでお土産向きなのは、軽くて抗菌性に優れた桐製のまな板1,700円~。
もちろん職人技が随所に生きています。

ほかに桐製玩具などもおすすめです。
阿賀野、五泉、そして加茂。その地域ならではの工芸品に触れ、食べ物を味わえすっかり大満足した旅でした。
※ 価格はすべて税込み