第11回「五智・親鸞聖人 所縁の地にて戦勝祈願めぐり」

越後上越 上杉おもてなし武将隊
越後上越 上杉おもてなし武将隊

ニイガタドライブでは久々の登場。上杉景勝で御座る。

そして新年、明けましておめでとう御座る。

今年の冬は小雪…と油断していたら、年末は日ノ本各地寒波に覆われたのぅ。

しかしながら、元旦は見事な晴天。縁起の良い一年の始まりであった!

皆、今年も宜しくお願い申し上げる!

新年の始まりはよき年となるよう、初詣で寺社仏閣に行くのが戦国の世も今も変わらぬ日ノ本の文化。

元々、初詣というものは「年籠り」(としごもり)と言い、家長が祈願のために大晦日の夜から元日の朝にかけて氏神神社に籠る習慣であった。

やがて年籠りは、大晦日の夜の「除夜詣」と元日の朝の「元日詣」との2つに分かれ、元日詣が今の初詣の原形となり、1181年に源頼朝が鶴岡若宮に参詣したことが初詣が広まるきっかけになった…と、言われておる。

此度は春日山城より程近く、様々な寺社がある「直江津・五智」地区を散策し、わしも一年の勝運を祈念して寺社仏閣巡りと参ろうか。

 

 

さて、先ずは我ら本陣「上越市埋蔵文化財センター」より鉄籠…自動車であれば10分の距離。

居多神社前までやって参った。

「霊性の国」越後…と看板に記されているように、このあたりは、鎌倉時代の僧侶「親鸞聖人」殿がこの地で過ごし、独自の教説を熟成させたといわれる場所なのである。

 

 

この看板のある場所から階段を登ると越後一宮(その地域で最も社各が高いとされる)ともいわれる「居多神社(こたじんじゃ)」がある。

親鸞殿も1207年流罪により越後上陸の際、まず一番に参ったと言われており、この居多神社は927年に成立したという全国神社一覧「延喜式」神命帳で初めて名が出てきたらしいが、それ以前から存在してしていたとされる…。

この現代から戦国の世までも500年前後。1000年となると、歴史を感じるのぅ…。

 

 

実は謙信公亡き後の跡目争い「御館の乱」で我が景勝軍の手によって焼き打ちにあったとされるこの居多神社…。

戦火の中の事とはいえ、申し訳ない事をしてしまったものである。

ここに来る度、謝罪の意も込めてわしは参拝するである。

 

居多神社右脇には小さな社があるが、子授け・安産の御利益があるという「雁田神社」である。

 

男のわしだが、この社がなかなか味があって雰囲気がよいので参拝しておこう。

 

 

 

さて!

居多神社下には観光情報を得る事ができる他、土産物も買える「五智歴史の里会館」がある。

中には無料で使える休憩所もあるのでそこで一休みといこう。

 

暖かい茶を飲みながら見る雪景色は最高である。

五智散策の拠点に是非、皆もお越しくだされ。

茶を飲み身体も温まった所でお次の場所へ移動。

 

五智歴史の里会館より徒歩6分

親鸞聖人上陸の地「居多ヶ浜」である。

ここは海に臨む展望台の他、聖人の木像が安置される「見真堂」、休憩もできる「居多ヶ浜記念堂」などがある。

 

先ずは見真堂。

この「見真」とは明治天皇が親鸞聖人に贈った謚号(しごう・貴人や高徳の人に、死後おくる名前)であるが、そう。奇しくも謙信公と同じく見真(けんしん)なのである。

 

こちらが見真堂の中。

 

親鸞聖人殿…我にも過酷な状況を乗り越える忍耐力を…!

 

そして、その見真堂すぐ横には休憩が出来る「居多ヶ浜記念堂」がある。

 

こたつにて休憩。

管理の方にお茶も出して頂いた。美味い…。

ここでは親鸞聖人の様々な資料なども見ることができるぞ。

 

勿論ここでも祈念。

…良し!

では次へ参ろう。

 

 

鏡ヶ池。

この地で7年間すごした親鸞は朝廷より罪を許され、関東へ布教に向かう際、別れを惜しむ信者のために自身の姿を残しておこうと思い立たれ、この鏡ヶ池に姿を移して親鸞自ら木像を刻んだと伝えられておる。

そして鏡ヶ池の目の前の道を挟んだその先には…

 

五智国分寺の朱色の門が。

この門から入り、まず左手に出てくるのが

 

竹之内草庵。

親鸞聖人が最初に住まわれたといわれる場所である。

目の前には数ある親鸞聖人像の中でも上越の中ではおそらく一番大きいであろう銅像。

しかし日ノ本各地には親鸞聖人銅像はまだまだ沢山あり、何やら越後内でも胎内市にある銅像は40mほどとか…

 

さぁ、この竹之内草庵隣には五智国分寺・本堂。

 

元々は親鸞聖人殿より更に古き時代、西暦740年程の奈良時代に聖武天皇の勅命により建てられた越後国の国分寺である。

そしてこの地にあるのは謙信公が元の地より移転・再興させた後継寺院と言われておる。

 

そして三重の塔。

 

現在の五智国分寺の象徴ともいえる多重塔である。

現存しているこの塔は江戸期に再建され、そのまま未完成で終わってしまったというものである。

着色もされておらず無骨な出で立ちだが、なかなか迫力があるぞ。

 

では最後に山門。

 

本来はここから入るのが良いのかな?

二体の仁王像が迎えてくれるぞ。

大額には山号である「安国山」。

 

 

…と、随分長くなってしまったが、高田の寺町にも劣らず、直江津・五智地区にはこのように多くの寺社がある。

親鸞聖人、そして謙信公、更にはこの景勝も庇護してきた五智の寺社めぐり、是非皆もお越し下され!

越後上越 上杉おもてなし武将隊
越後上越 上杉おもてなし武将隊
新潟県 上越市 出身

2011年4月29日 越後上越を盛り上げる為、戦国時代より蘇った上杉軍。
越後の龍「上杉謙信公」を筆頭に、二代当主「上杉景勝公」、女武者隊隊長「まつえ」、足軽組頭「十吾郎」、足軽「つばめ」が春 日山城跡を中心に日々「おもてなし」という名の戦を展開中!

【主な活動内容】
・上越市埋蔵文化財センター・春日山城跡でのお出迎え・ご案内
・週末など開催の「春日山城おもてなし演武」の披露
・ブログやSNSを使った観光情報発信
・新潟県内外、上越市内外での祭り・催事でのステージパフォーマンスや会場賑やかし

体験コース

DRIVING COURSE

  • 1日目
【E8】北陸自動車道 上越IC
上越市埋蔵文化財センター

車で10分

「居多神社」・「雁田神社」
「五智歴史の里会館」

徒歩6分

「居多ヶ浜」・「見真堂」・「居多ヶ浜記念堂」
「鏡ヶ池」
「安国山」