今年の新潟はほんとに少雪でしたね。
すっかり気分は春♪に向かっているKomachi編集佐藤です。
若かりし日の冬の過ごし方といえば、もっぱらスノボ三昧だった私。
週末になると朝早く出かけて、ほぼ1日ゲレンデで過ごしていました。
そんな頃、いちばん通っていたのが湯沢町。
今回はスノボじゃなく湯沢を楽しんでみよう! とお出かけしてきました。
今回の目的は、いつものように母と娘で楽しめるお出かけ。
そこで思いついたのが「体験工房大源太」さんです。
「体験工房大源太」は、大源太湖にほど近い、地域の食文化が体験できる施設。
湯沢産そば粉でのそば打ちや笹団子、あんぼ作りなど、魚沼地方にちなんだ名産品の手作り体験ができるんですよ。
娘が大きくなったら、休日は一緒にクッキング~♪なんて、やってみたかったんですよ。
ところが家でやるのは、混ぜるだけのデザートくらい…
なので、こうしてお出かけをかねて一緒にクッキングできるなんて我が家にはぴったりなんです

中に入ると、囲炉裏がある味わい深い空間が迎えてくれます。
おでかけしてきた感がグッと上がりますね。
そしてお待ちかね。クッキングの時間です!
今日は「あんぽ作り」に挑戦します。
あんぼとは、米粉で作ったおやきのようなものだそうです。
絶対おいしいやつだ…♡
材料はこちら。

生地をこねてまるめて、あんこも等分に分けます。
なんだか調理実習を思い出します。
あんこを生地で包みます。

さすが、先生の手つきはサマになっています。
これが案外難しく、娘たちはあんこがはみ出したりと苦戦していました。
次女なんて、「あんこいらないかな!」とマイルールを作る始末…笑
もちろんしっかり作らせましたけどね。

丸めたら、いよいよ蒸し器へ♪
蒸し時間が進むとともに、部屋中おいしそうな香りに包まれます。
蒸し上がりはこちら!

ふっくらと仕上がりました!
じゃじゃ~ん。

丸いのもあり、ウサギ(ネコ?)型や星型もあり…
佐藤家初となる手作り和菓子の完成です!
出来上がった「あんぽ」は、その場で食べでもOK。
よもぎがふんわり香ってモチモチで。
そしてできたてはやっぱり最高においしい。
あんこは大好きな娘たちですが、これは格別だったようです。
「おうちでまた作ろうよ!」と言われましたが
またここに来て作ろうかなww
「体験工房大源太」を後にした私たち。
次のお目当ては温泉です。
湯沢といえば「越後湯沢温泉」。
川端康成の名作「雪国」の舞台になった温泉地で、
多くの文人に愛された秘湯です。
その歴史は古く、最初に温泉が見つかったのは平安時代末期という説も…。
昭和の初めになると少しずつ知られるようになって、
新幹線の開通や町の開発でリゾート客が増えたことで、さらに知名度を上げたんだとか。
何カ所か入った温泉はあるけど、今日は新規開拓~☆
それも、足湯でございます。
ずっと行ってみたかった、苗場にある「雪ささの湯」さん。
ずっと気になっていた理由は、お湯の色なんです。

見事な褐色でしょ? 鉄分が豊富なんだそうですよ。
この温泉をぜいたくに掛け流しで堪能できる内湯もあるんですが
今日は外にある足湯だけにしました。
このお湯を見た次女…「え~っ? ここ入っていいの?」
そうです。いつもはダメと言われるどろんこに見えたようで…笑
もちろんそんなはずはなく。
足湯も厳選掛け流しで最高にぜいたくです。
そしておもしろいのが…

ペット専用の足湯があるんです!
入浴中のワンちゃんをパチリ☆
お湯が気持ちいいのか、じ~っといい子で浸かっていましたよ。
足湯も長い時間浸かっていると、体の芯までじんわり温まりますね。
冷え性の私ですらポッカポカです。
いい気分のまま帰路につきましょう。
帰り道、ふと立ち寄ったサービスエリアで

こんなお弁当を発見。
「魚沼おにぎり 越後の実り」というお弁当で、土・日曜・祝日限定販売だそう。
「塩おにぎり」「かぐらなんばん味噌おにぎり」「しょうゆおこわ」
3種類のおにぎりが入っています。
私はかぐらなんばん、長女は塩おにぎり、次女はしょうゆおこわと
1個ずつおやつがわりにいただきました。
やっぱり魚沼のお米は最高ですね!
冬の湯沢といえばスキーやスノボ。
そんなイメージを持っていた私ですが、
半日で楽しむ湯沢も魅力たっぷり。
春になって緑が生まれると、また違った表情を見せてくれると思います。
その頃にまた、ふらりとドライブしたいですね。

新潟市出身。月刊新潟Komachiでファッションページを担当する2児の母。
現在、元気すぎる子どもを満足させる週末の過ごし方を模索中。
子持ちのアラフォー、がんばります。