みなさんはじめまして!
Komachi編集部の河村秀征(ひでゆき)です。
Komachiでは、グルメジャンル、特にラーメンを担当しています。
ラーメン特集に限らず、年間を通じてラーメンを食べ歩いています。
いったい年間どのくらい食べているんだろう…。
数えたことはありませんが、入社から1年足らずで体重が10キロも増えたと言えばなんとなく想像してもらえるかもしれません。
現在はもっと太ってしまいました 笑。
そんな私の休日は、仕事じゃないのにラーメン巡りをすること。
時間がある時に遠くまで行ってお店をハシゴしてまた痩せられないという 笑。
でもいいんです。新潟のラーメンはおいしくて奥が深いから。
さてさて……。
新潟には「新潟5大ラーメン」という言葉があるほど、本当に個性的なラーメンがたくさんあるんですよね。
しかも、何十年も昔から提供され続けているものばかりで、地域の歴史や食文化を表しているご当地グルメなんですよね。
その上、地域振興を目的とした新しいご当地麺が登場したりして。
ラーメン好きとしては、胃袋がいくつあっても足りない状況なんです 笑。
そこで今回は、昨年誕生したばかりのご当地麺「雪むろ酒かすラーメン」を味わい尽くす旅に出掛けることにしました!
決め手となるのは「酒かす」と「雪室貯蔵」。
上越地域には昔から酒蔵が多く、地元でも酒かすは身近な食材なんだとか。
栄養が豊富な上にうま味成分も強く、料理に深みが生まれるんです。
そして雪室は、雪を使った天然の冷蔵庫のこと。
野菜やしょうゆなどを貯蔵し、うま味を熟成させる「雪室熟成」はここ数年で良く耳にするようになったワードですよね。
酒かすを使うこと、雪室熟成の食材を使うこと、この2つをルールにした創作ラーメンが上越市内14店舗で提供されているんですが…と説明はほどほどにして。
レッツらーめーん!といきましょう。
まず到着したのは、「手打ちらーめん まるとく」さん。

鶏ガラを使った濃厚な白湯(パイタン)と、あっさりした清湯(チンタン)の2種類のスープでラーメンを提供しています。じっくりていねいに仕上げるスープはほんのり甘くて口当たりがやさしいんですよ!
まるとくさんの「雪むろ酒かすラーメン」はこちら!
じゃ~ん☆ 辛みそ大吟醸(鶏清湯)!

大吟醸の酒粕、浮き糀みそ、かんずりの他にも、
チャーシューまで町田醤油味噌醸造場のしょうゆを使ったしょうゆ麹で仕込むなど、地元愛とアイデアが一杯にギッシリ!
僕も大好きな鶏のうま味が凝縮したスープと、浮き糀みその上品な風味は相性抜群!
酒かすとかんずりを合わせた特製辛みそを溶かすと、一気にパンチのある味わいになります。独特の風味が最大の特徴。深い香りとコク…これはヤミツキ必至!
いやぁ、ウマいです。大満足です。
ですが、せっかく上越まで来たんですからもう1軒!

ということで到着したのは、「GOGO宝来軒」さん。
こちらもkomachiに何度も登場している人気店です。
シンプルなラーメンからインパクトのある限定麺まで、
革新的なメニューでファンを楽しませてくれます。
そんな「GOGO宝来軒」の雪むろ酒かすラーメンは…
THE タンメン ~酒粕ジェノベーゼ~ !

まるとくさん同様、美しい見た目を伝えたくて真上から撮影しました。
ベースは塩ですね。まろやかで、程良く甘みを感じます。
そこに酒かす入りのジェノベーゼソースを溶かすと、
バジルが香るだけでなくさらにうま味がアップ!
食べ進めていくと、丼の底にある“酒粕香味油”が溶け出します。
ここでさらにうま味とコクがアップ!
いや~さすが今までにない味わいを生み続ける人気店!
刻々と味わいが変わっていく職人技、堪能させていただきました!
はははっ。お昼の時点で2杯も完食。
そりゃぁ太りますよねーって思うでしょ 笑。
体重への恐怖より、今日はおいしいラーメンをいただけた喜びの方が大きいです。
近いうち、14軒コンプリートしますよ!
さて、ちょっと早いけど帰路につきます。

道の駅に寄って思い出したんです。
上越に来たら寄らなきゃダメなラーメン店があるってことに!
そう、ここです。「食堂ミサ あらい道の駅店」さんです。
忘れてたわけじゃないんだよ、ミサさん。
やっぱりシメはこちらですね。

味噌らーめん(並)
創業から約50年以上、変わらぬ味を守る名物。
まろやかな白みそにたっぷり入ったタマネギの甘み、これでもかとしっかり効かせたニンニク。一口スープを飲むと、キタキタキタキター!ってなりますよね。
これで心おきなく家路につくことができそうです。ありがとう上越!
(さすがにおなかも限界ですしね笑)
これが私のいつものパターン。ラーメンを散々はしごした後は、サービスエリアでコーヒーを買って軽く仮眠をして…笑。皆さんもまんぷくの時には、眠気に気を付けて運転してくださいね。
次回はどのエリアのラーメンを食べ歩こうか…考えておきますね。
ではまた!