実りの秋 新潟の味と技を実感!

『新潟発R』Hiデ
『新潟発R』Hiデ

暑い夏でしたが早くも季節は秋。食欲の秋です。てなわけで、「うんめ(うまい)モノ、食べよて(食べましょう)!」と、黄金色の稲穂の海を左右に見ながら北陸自動車道を西へ。目指すは三条燕IC近くの「燕三条イタリアンBit 燕三条本店」tsitalian-bit.com/main

 

新潟市、東京・銀座と展開してきた同店が、今年3月に満を持してお膝元に開いた店です。

オーナーシェフの秋山武士さんは燕市出身。秋山さんは「地元燕、三条地域を世界に発信しよう」と店を運営しています。その熱意が店に詰まっています。

店舗中央のロングテーブルは木工「マルナオ」(三条市)の製品、その上のオブジェは世界的に有名な「諏訪田(すわだ)製作所」の爪切りの型を抜いた後の金属。壁には槌起(ついき)銅器で有名な「玉川堂(ぎょくせんどう)」(燕市)の銅板が貼られています。

ランチはセット(1,480円~)もありますが、名前に魅かれて「玉川堂ランチ」(3,000円)を注文。燕三条朝採り野菜サラダにリゾット、メインディッシュは肉か魚料理。パスタ、デザート、ドリンク付きです。

ここにも秋山さんのこだわりが―。

プレートはその名の通り「玉川堂」製、そして「藤次郎」(燕市)のナイフと、山崎金属工業(燕市)のフォークの柄は「マルナオ」製。さらに食材もほとんどが県央産というこだわり!

居酒屋甲子園優勝経験もあるので、料理の味、接客も抜群。食器の使いやすさにこの地域の職人技を実感します。こちらではお店で使っている食器や、地元産の野菜も買えます。

お腹も満たされ、東三条駅前の「山重酒店」sake-yamajyu.comへ。「Bit」で見た黒い箱に入った、黒いボトルの日本酒が気になったからです。

ご主人の白椿重弘さんによると朝日酒造(長岡市)がアウトドアメーカーの「スノーピーク」(三条市)とコラボした「雪峰(せっぽう)」という酒で「BBQなど肉料理にピッタリ」とのこと。

山重酒店の特徴は、珍しい酒を置いていること、そして白椿さんが日本酒とチーズ、パンなど「エッ?」と思う食品とのマリアージュに詳しいことです。

「食品や、お酒を飲むシチュエーションなどに合う日本酒を提案しますよ」

日本酒選びに困ったら訪れたい店です。秋の夜長に食事をしながらチビチビと楽しむ純米酒を購入。

再び北陸道に乗り新潟方面へ。

今度は「果物の秋」を堪能しようと新潟市南区の「白根グレープガーデン」へ。/www.kudamonogari.comへ。

観光農園として50年以上の歴史を持つ老舗で、県内・県外はもとより外国人観光客も訪れる人気スポットです。

広大な園内にはブドウだけでも40品種あるほか、梨やイチジクなどがあり、まさに「果物天国」。10月中旬まで、種がなく皮ごと食べられ、さわやかな甘みと香りのブドウ「シャインマスカット」、みずみずしさが特徴の梨「豊水」がおすすめとのこと。

ブドウ狩りは品種によって価格が違いますが、1kg当たり800~4,000円で、梨は1玉300円前後からです。

さらに果物から作ったジェラート(320円~)が味わえるなど、「新潟は果物王国でもあるのだな」と実感できます。

ほかにもぶどう棚の下でバーベキューが楽しめたり、「フルーツピザ作り」(要予約)体験もできます。さらに園内にはヤギやうさぎ、モルモットもいて、そのかわいらしさに癒されます。

県央地域の職人技と洗練されたイタリアンのコラボ、日本酒の懐の深さを知り、県産フルーツのおいしさを再認識した旅でした。

『新潟発R』Hiデ
『新潟発R』Hiデ
加茂市 出身

酒と読書を愛するおっさんフォトグラファー兼ライター。

あまり知られていないけれどきらりと輝き、心がホワッとするドライブコースをご紹介します。

『新潟発R』2019秋冬号では、長い間受け継がれてきた郷土食をたっぷりと紹介しますのでお楽しみに。

体験コース

DRIVING COURSE

  • 1日目
【E49】磐越自動車道 新潟中央IC

車で約19分

【E8】北陸自動車道 北陸自動車道 三条燕IC

車で約3分

燕三条イタリアンBit燕三条本店

車で約12分

山重酒店

車で約12分

【E8】北陸自動車道 北陸自動車道 三条燕IC

車で約12分

【E8】北陸自動車道 北陸自動車道 黒埼スマートIC

車で約21分

白根グレープガーデン