秋といえば○○とよく言いますが、皆さんの秋は何が主役ですか?
私にとっての秋といえば、やっぱり食欲ですね。
年中ラーメンばかり食べていますが、秋の新そばの時期は少しラーメンをお休みして、そば巡りを楽しいむことが多いんです。
新潟はあちこちにそばの名店がありますが、今回は十日町エリアにドライブがてら行ってきましたよ。
最初に訪れたのは、「そばの郷 Abuzaka」さん。
2017年にオープンした、老舗が多い十日町のニューフェイスです。
こちらの特徴は、なんといってもランチビュッフェ!
自社栽培したそばの実を引いて打つそばをメインに、地元食材を取り入れた郷土料理を自由に選べることから大人気のお店です。

スタイリッシュでカフェのような店内。

自社開発の乾そばやもち、野菜などの販売スペースも。

ゆでたてを冷水でキュッとしめたそばのコシと、ふのりそば特有ののど越しがたまりません!

ズラリと並んだ手のこんだ家庭料理が食べ放題。
ひとり暮らしの私にはうれしいメニューばかりです。
どれもおいしいんですが、特におにぎりのおいしさに驚きました。
食べ過ぎ注意ですね!
ランチビュッフェ1,672円は11時~15時まで。
17時までのカフェタイムでは、そばの実をブレンドしたコーヒーやケーキを楽しめるそうです。
11時来店なら予約ができるので、行かれる予定の方は早めの予約をおすすめします。
Abuzakaさんを出て、車で約30分。
一度行ってみたかった場所へ向かいます。

国の名勝天然記念物に指定されている景勝地「清津峡」です。

2018年、全長約750mの渓谷トンネルがリニューアルされ、絶景の感動も倍増したという噂を聞いてから約1年。
やっと念願が叶いました!
雄大な岩肌とアートに感動しながらトンネルを進んでいくと…

この光景です!
SNSでアップしている人も多いカットですが、
やっぱり写真で見るより実際に目で見た時の感動ははかり知れません。
紅葉の時期でもあるので、周辺の散策込みで自然のすばらしさを実感できると思います。
おいしいそばと料理を食べて絶景を見て、ここまででも満たされた感たっぷり。
でも、まだ行きたい(食べたい)ところがあるんですね~。
せっかく十日町まで来たんですから、そばをもっと楽しみましょう!
再び車を走らせて30分ほど、十日町駅通りにあるそばの名店へ。

十日町を代表するそばの老舗「田麦そば」さんが2019年3月「繁蔵 田麦そば」としてリニューアル。十日町市街を一望できる田麦地区に広大なそば畑があるんだそう。実は移転前の店舗には、ちょくちょく訪れていて、個人的にもお気に入りのお店なんです。

内観もモダンに生まれ変わりました。

こちらはへぎそば6人前(3,750円)と天ぷら盛り合わせ(1人前930円)。そば粉とフノリのみで売ったそばは香り高く歯ごたえも抜群です。
水と岩塩のみで味わう水そば(920円)や、鴨南蛮そば(990円)などもおすすめです。
すっかり満腹になりましたが、食欲というか「食べておきたい欲」がまだ残っている私。
私=ラーメンのため、やはり行っておきましょう!

十日町妻有ショッピングセンター内にある「手打ちラーメン 万太郎」さんです。
こちらの名物、十日町火焔タンタンメン(890円)をいただきました。

2012年、十日町のおいしい食材を使ったラーメンをメニュー化しようという地元ラーメン店の試みから誕生したメニューです。さわやかな辛みが特徴のかぐらなんばん、トウガラシにヒマワリ油、辛さに負けないうま味を持つ妻有ポークなどを使用しています。辛いんですけどうま味が強く、とても奥行きのある味わいがたまりません。
火焔式土器を模した特注のドンブリもインパクト大!
体がポカポカになる、これからの時期におすすめの一品です。
しかし毎回食べまくりですね~。いつ痩せられるのか心配になりますが、その土地ならではのおいしいものをいただくのは本当に楽しいし、勉強になりますね。
今回は絶景も見ることができたし、心もおなかも大満足の日帰り旅となりました。