ちょっと外に出るだけでクタクタになってしまいそうな暑さ。
皆さん、夏バテしていませんか?
私は日焼けしちゃうのは怖いけど、青い空のもとおでかけするのは大好きです。
この夏も熱中症対策を万全に、親子で日帰りドライブを楽しんでいます。
先日は縦に長い新潟県の最西端に位置する糸魚川市へ行ってきました。
糸魚川市は、世界的にも珍しいヒスイの産地として知られる町。
そして、市全域がユネスコ世界ジオパークに指定されていることでも有名です。
と言いながら、ジオパークのことを良く知らない私(笑)。
せっかくなので、おでかけ前に調べてみました!
ジオパークとは、「地球・台地(ジオ)」と「公園(パーク)」を組み合わせた言葉で、「大地の公園」という意味。
地球を学び、楽しむことができる場所のことを差すんだそう。
現在、日本には「日本ジオパーク」が43地域あり、その中の9地域がユネスコ世界ジオパークに指定されています。
新潟すごい! 糸魚川すごい!! と調べながら感動していた私。
せっかくだから、糸魚川のことを知ることができるスポットを目指すことにしました。
最初に足を運んだのは、北陸道糸魚川ICより車で約10分の場所にある「フォッサマグナミュージアム」。
「ヒスイがわかる。フォッサマグナがわかる。そして地球観がかわる」をテーマにした地球科学の博物館です。

標高100メートルほどの丘陵にある、美山公園の敷地内にあります。
私たちはあまりの暑さに断念しましたが、公園を散策した後に立ち寄るのもおすすめです。
いち早く涼を求めたい私たちが入った館内は、ひんやり爽やか~♪

こちらはシアター。
日本列島の誕生やフォッサマグナの成り立ちを巨大シアターで紹介。正面と足元のモニターから映し出される映像は迫力満点でした。
こちらは展示室で見ることができる鉱物。

色も形も、こんなものが自然の中にあるなんて…と感動。
美しい紫色に、心が引き付けられました。
こちらは「検定ゲーム」コーナー。

回転寿司のように回るレーンから問題が流れてきます。
娘にはちょっと難しかったようですが、このシステムは楽しめました!
続いても糸魚川を知るためのスポット♪
フォッサマグナミュージアムから車で10分ほど、北陸新幹線糸魚川駅の高架下にある「糸魚川ジオステーション ジオパル」へ。

新しい駅にレトロなレンガの門。
これは、かつて糸魚川駅にあり、鉄道愛好者からも人気が高かったレトロなレンガ倉庫の一部なんだとか。
解体された後、北陸新幹線の開業に合わせて駅のアルプス口に一部が復元され、その姿を今に残しているんだそうです。
2010年までJR大糸線で活躍していた「キハ52」。

なんと中は待合室として利用されています。

この感じ…懐かしい。
高校生の頃、こんな雰囲気の電車に乗って通学していたことを思い出しました。
そのほか、「トワイライトエクスプレス」の復元車両の展示もありました。
ジオラマは精密でかわいらしくて、夢が詰まっているように見えます。


この巨大なジオラマで、電車模型の操縦体験もできます。
料金は1線30分500円で、車両を持ち込みめば200円で楽しめます。

我が家の娘たち、これが一番楽しそうでした。
男の子なら、さらに夢中で遊べそうですね。
もうひとつ、子ども向けのスペースを発見!

手前にはすべり台、奥には子ども専用のクライミング体験があります。
同じ色の石をつかみながら動くそうで、娘たちも言われたとおり挑戦していました。
マットが敷いてあるので、安全に遊べますよ。
ミュージアムをはしごした後は、せっかくなので糸魚川の海へ。

ヒスイ海岸として知られる糸魚川海水浴場です。
美しい小石に彩られた静かで透明度の高い海水浴場で、県内客のみならず長野や富山から訪れる人も多いそうです。
なんと「宝石を拾うことができる」海岸としても有名。
色とりどりの小石の中には、清流・姫川が運んできたヒスイの原石が眠っていることもあるんだとか!
拾った石は、フォッサマグナミュージアムで10個まで無料で鑑定してもらえるそうですよ。

ヒスイを探そう♪と一瞬張り切りましたが、やっぱり暑い!
もう少し涼しい時に再チャレンジしようと思います。
静かで美しい海は、風も心地いいですね。
水着を持って来ればよかった! と、娘たちに叱られてしまいました…。
今年は足だけパシャパシャして終わってしまったので、次はこの海を満喫したいです。
糸魚川のことを知ることができたかどうかは置いておいて…(笑)。
帰りの車内は2人の娘どちらもグッスリ。
いい顔で寝ていたので、きっと楽しい時間を過ごせたのだと思います。
その顔を見る私も充実感に満たされました。