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圧巻の紅葉とアート、美味で秋の休日を満喫する十日町への旅

【E17】関越自動車道 越後川口IC
月刊新潟Komachi 編集部員 佐藤亜弥子
月刊新潟Komachi 編集部員 佐藤亜弥子

涼しいのを通り越してすっかり寒くなってしまい、洋服の衣替えもままならず着る物に迷う日々のKomachi佐藤です。

 

香りで季節を感じることってありませんか?

私の場合、秋を感じるのは、自宅の周りでふんわりとキンモクセイが香った時。

甘い香りに誘われて、秋の行楽気分が一気に加速していきます。

毎年一度は必ず見に行くのは、山々が美しい秋色に染まる紅葉。

テレビや雑誌で見るのももちろんキレイだけど、やっぱり肉眼で澄んだ空気とともに満喫するのが一番!

ということで、新潟県に数ある紅葉スポットの中でも代表格ともいえる絶景を見にドライブしてきました。

 

私と娘たちが向かったのは、新潟市から高速道路を経由して2時間ちょっとの場所にある「秋山郷」。

津南町と長野県栄村にまたがって集落が点在する山間地です。

紅葉のピーク時には多くの観光客が訪れる新潟県でも屈指の名所として知られています。

曲がりくねった山道が続くので、若干のドライブテクニックが必要かも。

秋山郷は、鳥甲山と苗場山、2,000メートル級の山にはさまれた渓谷に集落が点在する山深い郷。

全長約30キロの集落の総称で、平家の落人伝説が残る日本でも有数の秘境です。

 

 

集落の風景と深いコントラストの紅葉は、どこか神秘的。

大人にとっては懐かしさを感じるこんな風景も、娘たちにとっては新鮮なようで、

「絵本みたいだね~」「人は住んでるの?」と言いながら、深呼吸をしていました。

 

趣たっぷりの橋もあります。

こちらは猿飛橋。橋自体は派手ではありませんが、その上から眺める中津川渓谷は必見。

巨大な岩とエメラルドグリーンの川、そして紅葉のコントラストは一見の価値あり!

お次は前倉橋。こちらは秋山郷でも屈指の名所。赤いアーチ橋が紅葉と断崖絶壁と組み合わさって、まるで絵画のような美しさ♡

最後は見倉橋。そのシルエットの美しさから「秋山郷の宝石」と言われている木製の吊り橋です。

「新潟の橋50選」に選定されているほか、映画の撮影に使われたこともあるんです。

次女は渡る気マンマンだったんですが、なぜか長女が怖がってしまい…渡るのは断念。

ちなみに全然怖くないので、行ったらぜひ渡ってみてください!

 

一番の見頃は10月中旬から11月上旬。

あとわずかですが、ぜひ一度は立ち寄ってみてほしいスポットです。

キレイな空気と見渡す限りの絶景は、心の洗濯にぴったりだと思います♪

 

 

 

素晴らしい景色を堪能した後は、十日町のおいしいものをいただきましょう。

十日町市の絶品グルメは数あれど、今日の気分は「へぎそば」! と、気持ちが一致した佐藤家の女子3人。

たくさんの名店があるなか、今回は2017年にオープンした話題のお店「そばの郷 Abuzaka」さんへ行ってきました。

自家栽培のソバ品種「とよむすめ」の実を石うすで自家製粉し、ふのりを加えて打つそばがメインです。

すっきりと洗練された空間…女性に人気なのも納得。

標高300目^採るの寒暖差がある高地で栽培するソバは風味が抜群!

石臼できめ細かく挽くことで、香りを存分に楽しめるよう仕上げているそうです。

 

ランチはビュッフェ形式で、雪国ならではの保存食や地元食材を使った郷土料理も登場。

また、土造りから追求した自慢の米を使ったおにぎりや天ぷら、デザートなど10種類以上の料理が並びます。

特におにぎりは食べた途端に感動する県外の人が後を絶たないそうですよ。

そんな自慢のお米やソバなどの物販コーナーもあります。

もちろん、お米とソバはお土産に購入しました!

おなかいっぱいだけど、早くこのお米を炊いて食べたい(笑)。

 

ランチタイムは混雑が予想されますが、予約は不可。

11時のオープンを目がけて行くのがおすすめです。

 

 

十日町市の絶景と美味を満喫してほっこり気分の娘たちに、もうひとつ見せたい場所がありました。

それは、「鉢&田島征三 絵本と木の実の美術館」です。

越後妻有(十日町市・津南町)を舞台に2000年から3年に一度開催されている「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」。

絵本作家・田島征三氏が2009年に芸術祭の作品として創り上げた壮大な世界です。

こちらは十日町市にある廃校を美術館として生まれ変わらせた施設。

建物全体が「空間絵本」という斬新なコンセプトのアート作品で、子どもたちの“思い出”をテーマに、立体的に表現した作品を多数展示しています。

こちらは体育館。

作品に使われている素材は流木や木の実。それが人になり、オバケになり、不思議な生き物になり、空間を躍動しています。

娘たちを連れて来たかったのは、ここがかつて学校だったから。

こんなふうに、かつての姿が残っているんですよ。

 

娘たちが通っている鉄筋校舎とは雰囲気がまったく違うので、あまりピンときていないようでしたが(笑)。

後で思い出した時に、何かを感じてくれたらいいなと思っています。

 

ちなみにこちらはカフェ。

これには私の方がウキウキしました!

 

 

私が暮らす新潟市では見ることのできない風景や芸術、そして地元の美味。

滞在時間は半日ほどでしたが、密度の濃い時間を過ごせました。

紅葉シーズンはあとわずか。この秋、十日町が誇る絶景と美味を堪能してみませんか?

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DRIVING COURSE 体験コース

  • 1日目
【E49】磐越自動車道 新潟中央IC

車で約52分

【E17】関越自動車道 越後川口IC

車で約1時間52分

秋山郷

車で約55分

そばの郷 Abuzaka

車で約7分

鉢&田島征三 絵本と木の実の美術館
月刊新潟Komachi 編集部員 佐藤亜弥子
月刊新潟Komachi 編集部員 佐藤亜弥子

新潟市出身。月刊新潟Komachiでファッションページを担当する2児の母。

現在、元気すぎる子どもを満足させる週末の過ごし方を模索中。

子持ちのアラフォー、がんばります。

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