家にいると、日々ゲーム三昧の娘たち……。
そんな姿を見て私、Komachi佐藤が前々から行きたかったのが、母と行く課外授業!
行き先は新潟県の中心部に位置する三条市と決めていたので、新潟市から1時間ほどのドライブになります。
ものづくりの町として、日本はもちろん今や世界的にも注目されている三条・燕エリア。
銘品を生み出す職人さんの仕事ぶりを間近で見ることができる工場を見学できるスポットがあるんです。
最初に到着したのは、「SUWADA OPEN FACTORY」さん。
1926年創業、日本だけでなく、世界のネイルアーティストや医療関係者にも愛用者が多いつめ切りが有名な、諏訪田製作所さんのオープンファクトリーです。

※以前Komachiで撮影したものです。
目の前は田んぼ。黒いシックな建物が田園風景に映えまくり!

世界的に高く評価されている一生モノのつめ切り、ありました~!
直営ショップ限定モデルや、おトクなアウトレット品も販売しています。

自社製品のほか、国内外から取り寄せた生活雑貨約200アイテムが並びます。
これはヒゲそりセット。こんな品のあるヒゲそり、初めて見ました♪

職人さんが手作業で製造する様子をガラス越しに見学することができます。
これには娘たちも「何作ってるの? 何作ってるの?」と興味津々でした。
驚いたのは、カフェが併設していたこと!
お昼前だったのでおいしいコーヒーで一息つきました。

私がオーダーしたカフェラテには、なんと爪切りのラテアート♡
三条市のおとなり、見附市の諏訪乳業さんの牛乳を使用しているそうで、
濃厚でほんのり甘いミルクが染み渡りました。
長女が食べたジェラートは、ブルーベリーミルク味。
季節によってさまざまな味が登場するそうなので、こちらも楽しみ♪
ほかにもサンドイッチやパニーニなど、軽食やランチメニューもありましたよ。
ちょっと目先を変えたデートコースとしてもおすすめです!
「SUWADA OPEN FACTORY」さんから車で5分ほどの場所に、もう1つの目的地があります。
お箸をメインに、木製のカトラリーやステーショナリーなども展開する「マルナオ」さんのオープンファクトリー&ショップです。

目の前に越後平野と木々が広がる風景は、これぞ新潟!

中に入ると、シックでモダンな雰囲気にこちらまで上品になったような気分。
娘たちも心なしかおしとやかなレディーに見えます(笑)。

マルナオさんは、細部まで緻密な描写を求める、自社の装飾彫刻を生業にしたルーツを持ち、
黒壇、紫壇といった希少な硬木を使い、その特性を生かした八角・十六角の箸を製造しています。
全国の有名百貨店でも取り扱われている最高級のお箸。
強さと繊細さを持ち合わせ佇まい……お箸をこんなに真剣に見たのは初めてかも。
実は今日、こちらに来たのには一つ目的がありまして。
お料理大好きな後輩が結婚することになったので、お祝いに夫婦箸セットをプレゼントしようと決めていたのです。
日本人が365日使うお箸。きっと喜んでもらえると思います♪

たくさんのお箸が並んでいるので、スタッフさんに気軽に声をかけてアドバイスをもらうのもおすすめです。

工場見学は土・日曜もOKで、作業内容は日によって異なるとのこと。
繊細で緻密な作業をする職人さんの真剣な目と手元に引き込まれます。
子どもたちが気軽に見学できるのもうれしい限り。
ちょっとした工作が大好きな娘たちなので、帰ったら割りばしを削りだすかもしれません(笑)。
三条が誇る職人さん達が作り出す逸品を目にした後は、おなかを満たしましょう♪
向かった先は、三条市で長年親しまれている老舗とんかつ専門店「とんかつ三条さん」。
油を吸いにくいパン粉を衣に使うなど工夫を凝らし、最後のひと口までおいしく食べられる味に仕上げているのが私たちアラフォー世代には魅力のひとつ。
ご飯とみそ汁のおかわり無料や、ゆで卵食べ放題といった太っ腹なサービスも大好評だそうです。
名物は、新潟を代表するご当地グルメ・タレかつ丼。

甘じょっぱいタレと炊き立てのご飯って、どうしてこんなに合うんでしょう♡
食べるたび、新潟に生まれてよかった~! と思う味です。
長女はこちらも人気のカツカレーを。

たっぷりとかかったカレーはほどよい辛さで、サクサクのとんかつと相性抜群。
こちらも大盛り無料。こちらは普通盛りですが、なかなかのボリュームでした!
ものづくりの町で職人さんの技術を目の前にして、あらためて新潟の魅力を実感した今回のお出かけ。
気軽に立ち寄れるオシャレなスポットなので、子どもも入りやすく楽しむことができました。
大人の社会見学、おすすめです!