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涼を求めて、越後川口・魚野川へ

【E17】関越自動車道 越後川口IC
『新潟発R』編集部 高橋真理子
『新潟発R』編集部 高橋真理子

新潟の夏といえば日本海!のイメージが強いと思いますが

県内各地の大地を潤している川も、見逃せません。

涼を求めて、長岡市・越後川口のやな場へ向かいました。

谷川岳を源とする信濃川の支流・魚野川には、数カ所のやな場があります。

やな場とは、川に木や竹で作った「やな」を設置し、上流から流れてくる川魚を捕る伝統の「やな漁」を行う場所。

越後川口のやな漁の歴史は古く、江戸時代に長岡城を収めていた牧野の殿様に川魚を上納したという記録も残っているそうです。

河川敷の駐車場に車をとめて、桟橋を渡ってやな場へ。

やな場と周囲の親水広場「魚野川水辺プラザ(西川口河川公園)」は2018年に7年ぶりにリニューアルオープンしました。

 

やな場で清流に足をつけると、その冷たさに汗が一気に引きます。

残念ながら鮎が上がってくる可能性があるのは9月中旬以降とのこと。

天然の川魚には出合えませんでしたが、生け簀を泳ぐ養殖の鮎の手づかみ体験ができました。

お隣のファミリーも鮎のつかみ捕り体験を満喫!

やな場から道路を隔てたところにある「越後川口やな場 男山漁場別館」では、さまざまな川魚料理が楽しめます。

https://www.city.nagaoka.niigata.jp/kankou/asobu/taiken/kawa-yanaba.html

鮎の刺し身840円、塩焼きは時期によりますが1,800円~、鮎めしは660円(全て税込)。

川遊びの後は、地元長岡の知人がおすすめしてくれた道の駅越後川口「あぐりの里」へ。

http://agrinosato.com/

約270人の地元生産者たちが直売する旬の野菜や果物コーナー。

値札には生産者の名前が入っていて、まさに生産者の顔が見える直売所。

驚くべきは価格。どの野菜も「これでこの値段!」とビックリし、ついつい買いあさってしまいました。

工場直送のせんべいのアウトレットや、越後製菓のつきたてのもちの販売など、地元企業のレアな商品が並んでいるのも魅力です。

ナス漬けや魚肉の加工品など、地元メーカーの人気の品が大集合。

見ているだけでわくわくします。

 

これから秋になると新米が、春先には山菜も並びます。

定期的に訪ねたいスポットです。

この日のランチは山古志方面へ山を上ったところにある、棚田の風景が美しい木沢地区の木沢里山食堂へ。

野菜盛り合わせ(6点盛)夏バージョンに二八そばと天ぷらが付くセットを注文。

これで1,300円(税込)なんて、驚きです。

自家製の野草茶はすっきりとした味わいで、ほてった身体を冷やしてくれます。

 

代表の平澤勝幸さんは、中越沖地震をきっかけにそばの栽培を始め、食堂を開業。

農家民宿木沢ハウスや木沢棚田オーナー制も手がけています。

食堂の2階もゲストハウスになっています。

平澤さんに棚田スポットを案内していただきました。

美しい!

正面には米山や黒姫山を望むことができます。

 

平澤さんはボランティアの学生たちとも交流があり、コロナ禍前はさまざまなイベントも開催していました。終息後の取り組み、注目しています。

 

■木沢里山食堂
長岡市川口木沢430
tel.090-4670-0613(平澤)
営業/4月終わり~11月末(天候により変動あり)11:00~14:00
定休日/ 火曜~金曜

最後に立ち寄ったのは、運動公園施設と中越大震災メモリアル施設の複合施設「川口きずな館」。

https://m.facebook.com/kawaguchipark

 

2004年に発生した中越大震災の震央だった川口の復興と、地域の絆をテーマに2013年に誕生した施設で、5000人の「絆の物語」を展示し、伝え、新たな交流が生まれる場になっています。

見晴らし抜群のカフェではコーヒー味の大人のかき氷(400円税込)などのデザートやドリンクが楽しめます。

8月22日(日)には、真夏のものづくり体験教室も開催。

事前に問い合わせや予約をしておくと安心です。(TEL.0258-89-3620)

オートキャンプ場や高原キャンプ場、コテージなども完備。

川口温泉にも隣接しているので、川遊びとセットで、ゆっくりと出かけてみたいですね。

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DRIVING COURSE 体験コース

  • 1日目
【E17】関越自動車道 越後川口IC

車で約6分

越後川口やな場 男山道場別館

車で約5分

道の駅越後川口「あぐりの里」

徒歩約8分

木沢里山食堂

徒歩約5分

木沢の棚田

車で約10分

川口きずな館
『新潟発R』編集部 高橋真理子
『新潟発R』編集部 高橋真理子

群馬県出身。新潟の食、酒、人を追いかけながら、その豊かさに日々感動。7月23日に『新潟発R』2021夏・16号「佐渡生まれ、佐渡育ち」を発売。米、おけさ柿、海藻。八幡いも、島酒などの島のいっぴんと、大人の島めぐりを特集しています。

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