すでに夏真っ盛りな新潟は旬のおいしいものがたくさん出回る時期ですね!
ついこの前、「月刊新潟WEEK!」7月18日号の「思い出に残る夏の一日」特集で三条市の朝市を取材しましたが、朝市、いいですね。
最旬の野菜や魚が並ぶのはもちろんですが、何より人と人との温かい触れ合いが楽しい!

地元の人じゃなくてもウエルカムな雰囲気も素晴らしいのです。
朝市の日にはおいしい朝ご飯も楽しめるんです。
せっかくなので三条のご当地グルメと今人気の産地直売所も巡って夏の一日を楽しんでみてはいかがでしょうか?

まずは腹ごしらえに「三条スパイス研究所」へ。
食事のほか、さまざまなイベントなども行われる地元のコミュニティー広場にもなるお店です。

ここでは毎月2と7の付く日に開催される「二・七の市」の開催日にワンコイン500円の朝ご飯「あさイチごはん」を食べられます!
おもに朝市の食材を使った基本和食を楽しめるのですが、新潟のみならず全国の郷土料理が登場するので行くたびに新しい料理を味わえます。
地元のご年配の方にもすごく喜ばれているとか。
この日はイカと真鰯の煮物をメインにでした。優しい味付けで、食べるとじんわり体に染みました~。
いい朝ご飯はその日一日を元気にしてくれますね!

続いてはお待ちかねの「二・七の市」巡り。
これが実に楽しい! 八百屋さん、魚屋さん、お菓子屋さん、花屋さんなどバラエティー豊かで、どの店の人も気さくに話しかけてくれるので会話が本当に楽しいのです。
つられてサイフのひもが…。

この日は60店舗ほどで少なめで、お盆や年末は100軒以上が並ぶ(!)ので、その活気たるやお祭り状態なのでしょう。
ちなみに、ほぼ全てのお店さんは在庫は残さず売り切って帰るのだとか!
あれだけの数の商品を半日ほどで売るから本当にプロですね!

せっかく三条に来たので、お昼はやっぱりご当地グルメのカレーラーメンをいただきましょう!
今や新潟を代表するラーメンとして全国的にも有名になりましたね。
お店は「大衆食堂 正広」です。
ご主人は専用保存庫を用意するほどスパイスにこだわっていて、かなりの数を調合して長期熟成したスパイスをカレーラーメンに使っているとか。
余分な脂を取り除いたスープは優しく、毎日食べても飽きがこないと評判の味です。
40年以上の歴史ある食堂なので、ほかにもメニューが豊富。
タレカツ丼とのセットなどもあるのでいろいろな味を楽しめるのも魅力です♪

最後は国道8号線沿い、少し長岡寄りの場所にある農産直売所の「ただいまーと」へ。
三条とその周辺の採れたて野菜や果物が集まる人気のスポットです。
朝市で買い物したけどここでも欲しくなる…。

今回の目的はおやつでジェラート!
豆腐屋さんが運営しているので、地元の野菜や果物を使ったジェラートのほかに、おからドーナツなどもあって目移りしちゃいますね~。
イートインコーナーで休憩しながら楽しめますよ。
二・七の市は朝6時頃から、三条スパイス研究所の朝ご飯は7時からなので、涼しいうちに早起きしてみてはいかがでしょうか。
三条のならではの味や三条の空気感に触れて、ほっこり気分になれる三条巡り。
ぜひ遊びに行ってみてください!